19th C. English Monochrome Tea Bowl and Saucer, Hand Painted Flower Basket A
¥50
SOLD OUT
ティーボウル碗皿A イギリス19世紀
ハンドルのないティーボウル。中国の茶碗を真似てつくられました。紅茶は貴重品だったため、今の時代のティーカップに比べると小振りです。こうしたタイプの茶器は、ハンドル付きのティーカップがつくられる以前、18世紀頃のものだと言われていますが、ご紹介しているボウルは(私見で)19世紀のもののように思われます。ハンドル付きが主流になった後も、この手のものはしばらく生産され続けていたのではないでしょうか。
古い時代のボウルは赤や黄などカラフルな絵付けのものが多いですが、モノクロの花かごが可愛らしくもシックな印象。19世紀半ば、ヴィクトリア女王が夫を亡くされた後常に喪服を身に着けるようになったことで、陶磁器にも黒やブルーグレーなど単色の絵付けが好まれた時期があるそうです。その頃につくられたものかもしれません。いずれにせよ古陶磁に変わりはなく、ひとつひとつ手描きの味わいの異なる絵付けや、フォルムの歪み、灰色がかった乳白色の肌合いなども魅力です。
【商品のディテールA】
大きな割れや欠けなし。ボウルと皿それぞれの見込みと胴に、小さな異物、黒点、釉薬のムラ、気泡(窯焼きの際生じたと思われる)などあり。ボウルと皿の高台それぞれに擦れによる汚れあり。漏れなどはありませんが、古いものですので、熱湯を注ぐことで貫入などが出る場合もあります。実際にご使用になられる際には温めのお茶や冷茶などをおすすめします。
【サイズA】
Tea Bowl Φ 8.4cm× 5cm
Saucer Φ 13cm× 3cm
※新品ではないため、経年変化による小さな傷や汚れ、歪みなどがございます。ご了承のうえご注文頂けますようお願い致します。ご不明な点はコンタクトよりお問い合わせください。