antiques OVAL

白釉花鳥絵柄皿　フランス18世紀中頃

さらりとした鳥の絵柄が魅力的な白釉皿。ニュアンスのある色合いにも味わいを感じます。フランス中央部、ブルゴーニュ地方の Nevers（ヌヴェール）、または、ヌヴェールから少し南下した西部の港湾都市 La Rochelle（ラ・ロシェル）で焼かれたファイアンス皿とのこと。18世紀中頃の品で、白く艶めく厚みのある釉薬は、フランス南部のムスティエ窯などの影響を受けたと言われています。絵付けにはアジアの陶磁器をイメージさせるものも多く、ご紹介しているお皿も、どこか古染付の花鳥草花を思わせる趣。リムにもぐるりと絵付けがされていますが、やわらかな筆致とバランスの良さで、軽やかな印象です。所々欠けや釉薬の剥がれが見られものの、形状を大きく損なうことなく古寂びた風合いを漂わせています。テーブルの上にそっと置いておくだけでも楽しめそうな存在感のある品です。

※OVALで扱っている商品は、（食品衛生法により）装飾用、観賞用として輸入販売しております。古い陶磁器をご使用になられるのにご不安がある方にはご購入をおすすめしません。

【商品のディテール】
リムに欠けや釉薬の剥がれあり。表面にも小さな釉薬の剥がれあり。裏面に目跡（器を重ねて焼いた際の跡）あり。L印あり。断定はできませんが La Rochelle（ラ・ロシェル）の印かもしれません。全体に釉薬のムラ、窯焼きの際に生じたと思われる気泡や凹凸あり。色味は白。絵付けは藍色、茶に近い赤、くすんだ緑色。濃淡あり。

※色味は自然光で見た時のものです。ご使用のブラウザや個人の感覚の違いなどにより差が生じます。ご了承ください。

【サイズ】
Φ 23cm× 3cm（500g）

※新品ではないため、経年変化による小さな傷や汚れ、歪みなどがございます。ご了承のうえご注文頂けますようお願い致します。ご不明な点は、ご注文の前にコンタクトよりお問い合わせください。