Manteau du Fourrure, Charles Loupot, La Gazette du Bon ton 1924-25
¥50
SOLD OUT
ファーコート
挿画(ポショワール版画)フランス1921年
1912年にパリで創刊されたモード誌「La Gazette du Bon ton(ガゼット・デュ・ボン・トン)」に掲載された挿画。ポショワール技法(ステンシルの一種)による版画作品です。ガゼット・デュ・ボン・トンは主に、ファッション関係者や愛好家を読者対象にしており、紙質や印刷に拘った豪華本のため、発行部数が多くありません(2000部と言われています)。また当時人気が出つつあったデザイナーや気鋭のアーティストを起用することで、ファッション誌の枠組みに留まらない、アート性の高い世界観をつくりあげ話題を呼びました。
ご紹介している挿画はアールデコの広告ポスターで知られるグラフィックデザイナー、シャルル・ルーポ(Charles Loupot)の作品で、「ファーコート(MANTEAU DE FOURRURE)」というタイトルがタイプされています。闇夜の大木の前に佇むモデルと角のある動物。ファッション画ですが、幻想的な物語の挿絵のようです。ルーポの作品は今も人気が高く、ポスターやポストカードなどに使用され、回顧展なども行われています。
【商品のディテール】
版画部分の色合いはきれいですが、紙に経年変化による色付きや小さな汚れなどが見られます。写真をご参考になさってください。この挿画は古書や版画を扱うパリの専門店で仕入れました。仕入れ時のまま厚紙のファイルに入れた状態でのお届けになります。ファイル表上部に鉛筆書きを消した跡があります。
※色味は自然光で見た時のものです。ご使用のブラウザや個人の感覚の違いなどにより差が生じます。ご了承ください。
【サイズ】
約19.5cm× 24cm(シートサイズ)
※新品ではないため、経年変化による小さな傷や汚れ、歪みなどがございます。ご了承のうえご注文頂けますようお願い致します。ご不明な点はご注文前にコンタクトよりお問い合わせください。